ご挨拶
作品集
環境共生建築グループ
橋本邸
■HASIMOTO RESIDENSE
この住宅は、1階がレンガブロックを積んだ構造体で、
内外装とも化粧績みして仕上材にしています。
それがこの住まいの特微となり、独特の雰囲気を出し、
木造の屋根裏部屋とともに、ドイツで買った家具からも
ドイツ風の良さが出ています。
陽当りの良い広く庭に面した南側を大きく開いたリビング・
ダイニング・キッチンのワンルームを中心に和室・寝室・
サニタリーがあります。
レンガブロック:西谷陶業
古荘邸
■FURUSHO RESIDENCE
ご夫妻と2人の女の子供さん4人家族で長い間海外で生活していた
ため、洋風の住宅をという依頼であった。
アプローチを大切にし、道路、門、前庭、玄関、ホールへと進むに
つれ、わが家に帰ってきたと感じる。住宅の芯をつくり、家の中で、
各人の動きが全て統合できるよう、2F階段ホール、階段、居間、
それに玄関ホールを吹抜空間でつないだ。
施工:伊藤建築株式会社
○○邸
太田邸
■OHTA RESIDENCE
敷地が日陰でじめじめしていてよくない。
住居部分を2階以上にして、1階を空け、
駐車場にしたいという希望があり、東横線
ガードの横なので、1階をピロティにした。
一本足の人工地盤の上に、重量ブロック造の
住宅がのっている。外壁はコンクリート
ブロックで閉ざし、周囲の(騒)音を閉ざす。
2階は、玄関・居間・食堂・階段スペースが
設備ゾーンを取り囲むL型ワンルームで構成、
吹抜居間ホールの上部はトップライト。
3階は寝室群。
施工:伊藤建築株式会社
洗足ガーデン八ウス
■SENZOKU GARDENHOUSE
5世帯がひとつの庭(中央に梅の古木がある)を
共有する連続柱宅である。
自邸及び、賃貸用住宅として計画。対象を
外人にしぽり、洋式の生活を前提として
プランニングをおこなった。賃貸用住宅としては、
面積的にゆとりあるもので、54.5坪。駐車場、
システムキッチン、冷蔵庫、洗濯機、
乾燥機つき。
所在地:東京・大田区南千束 建築主;三並載忠
施工:北野建設東京支店 竣工:1997年5月
敷地面積:1338.7㎡
アビターレ目白
■ABITARE MEJIRO
地主さん隙土地を提供し、ほかの入居者達は建築資金を出す(各自専有面積の比率で預割にし、
分担金額を出す)いわゆる等価交換方式による集合住宅です。6軒の住人は前後して
建設スタート時には決まり、個々の希望を聞きながら、プランを棟る。最後にキッチン、水回りなど
設備関係の標準タイプとオプションを提示、見積を出しOKを決める。既存の緑や、建設前に花木を
植えて、縁に包まれた個々の住宅は元気でいる。
所在地:東京・新宿区下落合 建築主:直辺秀子 施工:矢島建設 竣工:1982年4月 敷地面積:500.26㎡
「土地を生かしたい」「家を建てたい」の6家族が作った等価交換のコープ住宅
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ひと口にコーポラティブハウス(コープ住宅)と言っても、
まだ先例の少ない日本ではいろいろなケースが
見られる。先に紹介した『都住創』のように、確立された
組織のシステムによってプロジェクトを進めていくもの。
あるいは家を建てたい数軒の人たちが運命共同体と
なり、土地探しから設計依頼からすべて自主的に運営、
あらゆる問題を協議のうえで解決し合っていくもの。
そしてここに紹介する東京・新宿区の
『アビターレ目白』の場合は、住人に土地の持ち主も
参加していることが特徴。地主さんはお金を
出さずに土地を提供し、ほかの入居者たちは建築
資金を出す(各自専有面積の比率で頭割りにし、分担金額を出す)、いわゆる等価交換方式に
よる集合住宅なのである。地主さんの立場に立ってみると、土地を提供し、建築費の負担は
いっさいなしに元の土地と同じ価値の居住部分が返ってくる、というわけだ。
『アビターレ目白』のスタートの動機は、設計者であり
やはここの住人にもなっている建築家の近澤可也さん
恭子さん夫妻のところに、知人から「目白の実家に母が
ひとりで住んでいるが、この150坪の土地を生かす
方法はないだろか?母も娘や息子夫婦と暮らし
たがっているのだが家を建てる資金はないし…」と
相談を持ちかけられたことだった。
そして6軒の住人たちが決まる。これは地主の
渡辺さん側グループ(①渡辺さん本人②長男一家
③次女一家)と近澤さん側グループ(④近澤さん⑤近澤さんのマンションの隣に住んでいた
松尾さん⑥松尾さんが声をかけた溝口さん)という構成になった。偶然にもひとり住まいの
渡辺さん以外すべて夫婦+子供ふたりの4人家族で、その子供たちも皆年代が同じぐらいという
似た者同士が集まった。
「家族構成やその年齢、ライフスタイルや生活レベルが同じ程度の人たちが集まることは、
コープ住宅成功の秘訣の1つでしょうね」と近澤さんは語る。さらに「私も仕事柄、いろいろな
コープ住宅の計画を見てきましたが、失敗するケースは必ずコープに期待し過ぎる"ところから
出ています。マンシヨンを買う時は多少の欠点もあっさりあきらめるのに、コープの
ようにちょっと自由度が加わると、もう独立注文住宅を建てるのと同じように錯覚して100%求め
過ぎる。希望ほすべて生かせる、生かさなきゃ損だ、と思ってしまうのでしょうね。"マンションを
買うことと比べた場合、ある程度希望が生かせるメリットがある"ぐらいに考えることです」と語る。
トラブルを避け、できるだけスムーズに
事が運ふように、近澤さんは全員で
協議するシステムはとらず、すべて
「自分(設計者)対○○さん」の話し
合いで資金や設計プランを進めてゆき、
調整役に徹した。
150坪の土地内に専有面積30坪前後の
住宅が5軒(2戸ずつ3階建て)、ひとり
頭の出す資金は約5000万円となった。
設計プランについては、まず希望の
間取りを聞いて全体と並行させながら
個々の大枠を決める。(これで専有面積と出資金が決定)→次にその枠内で個々のライフ
スタイルに合わせた、細かい希望を生かしたプランを練る→最後にキッチン、水回りなど設備
関係の標準タイプとオプションを提示して、オプションを希望した人にはさらに見積もりを出し、
OKどうかを決めてもらう。カラーコーディネーションなどもこの段階で……というシステムで
進めた。
独立注宅を建てるほどの自由度はないにしても、
建築には素人のほかの住人たちにとっては大変な
選択幅の広さだ。それにビジネスライクな業者と
違って、同じ住人になる近澤さんがとことん話し
合ってくれる親近感と誠意は、5000万円の大きな
買い物をまかせられるに十分な安心感があった。
こうしたプロセスを経て知人の相談から1年半目、
大きなトラブルもなく『アビターレ目白』は完成に
至った。
写真の近澤さん宅を例にとると、この大きさの間取りと設備のマンションを同じ目白で買えば、
1000~2000万円高くつく。しかし、ただ安くつくから」という理由でコーポラティブ方式を実践して
みようというのはとても危険、と近澤さんは言う。「私たちのコープ住宅は、こういうふうにすれば
うまくいく、という一例でしょう。親の持っている土地に兄弟が家を建てて住むなどのケースには
向くスタイルだと思います。等価交換方式はお互いの悩みを補い合う1つの方法ですが、住人
同士の気持ちの関係も等価交換であって欲しいですね。」
設計:近澤可也+岩重恭子(パンデコン建築設計研究所)
戸塚クリニック
南学山荘
■NANGAKU-SANSO
那須高原の高台にあり、ゆるい斜面が地平に続き、雄大なパノラマが望まれる。
この眺望を生したい。大きな5角形のガウス箱のワンルームで計画し、コア柱で斜面から高く
もちあげている。
岡山荘
■OKA-SANSO
敷地は、かなりきつい傾斜面の林である。造成工事で林をきりひらき、斜面をならすようなことはせず、
斜面の山肌を生かし、それに建築が無理なくなじむよう計画する。
アプローチは高台から入るようになっている。
東神本社ビル
■TOSHIN HEAD OFFICE BUILDG.
1、2階部分の駐車場および事務所階はラーメン構造,3似上の住居部分は壁構造。高架線路に隣接、
商店街内という環境を分離するため、厚いコンクリートの外皮とした。内側に3層吹抜の3.6m×3.6mの
中庭を5ヶ所設け、住居の採光と音の遮断を可能にし.緑と風の息抜きのスペースとした。
所在地:東京・目黒 建築主:東神 施工:大塚工務店竣工:1981年1月
敷地面積:694.89㎡ 建築面種:510.67㎡ 延床面積:1564.84㎡ 構造規模:RC造5F
伍ビル
■GO BUILDG.
テナント部分をもつ都心型住宅。
都心(東京都渋谷区恵比寿)に住宅を建てるとき、立地を活かし、テナシト用事務所を併設した都心型
住宅。1階~5階はテナント、6~8階はマイホーム。せまい敷地(70.75m1~21.4坪)ながら、垂直導線の
エレベータ(油圧式)を活用、注文主はぺントハウスで都心生活を堪能、満足している。
所在地:東京・渋谷区恵比寿 建築主:伍天祐 施工:片山組 竣工:1985年11月
敷地面積:70.15㎡ 建築面積:51.46㎡ 延床面積:352.55㎡ 構造規模:RC造地上8F地下1F
静岡・山本邸
■山本邸データ
家族構成:夫婦+子供1人 敷地面積:314.09㎡(95.18坪)
1階面積:21.60㎡(6.54坪) 2階面積:51.84㎡(15・68坪)
延床面積:73.44㎡(22・22坪)
構造:木造とRC造の混構造2階建
施工:(株)石垣組 竣工:昭和56年3月
外壁:アサノホームサイディング下見張
屋根:カラーベストコロニアル葺
居間床:檜緑甲板CL
壁:檜竪羽目張CL
天井:檜縁甲板張CL
■敷地をできるだけ自然のままに残して家を建てる
南箱根にあるY邸は、道路から15メートル程
上がった自然の起伏がそのままの林の中に
あります。正面には富士山が見えるので、この
富士山を眺めることを第一にした建物にして
欲しいということと、折角自然に囲まれた環境に
あるのだから、地形や樹木をできるだけその
ままにして家を建てたいというのが希望でした。
ところが富士山が見える側は北西方向である
ために、居間を北側へとると、陽あたりなどある
程度犠牲にせざるを得ません。その分を屋根の
中央に通常よりも大きなトップライトをとって
採光を補なっているわけです。
一階はRC造、二階は木造の混構造として
一階の上に傘が拡がるように二階部分が
せりだしているのは、建物の基礎部分をできるだけ小さくするため(3.6メートル角)の工夫で、その分、
木や地形をいじらずに自然のままにしています。プランは一階に水廻り、倉庫を取り、二階に居間と、
堀ごたつのある和室コーナー、寝室、台所というプレーンなものです。
金井書店・花井邸
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